クラウドサーバーの利用

クラウド・コンピューティングは、目の前にあるパソコンや、会社のネットワーク上にあるサーバーでもなく、インターネットの中にあるクラウドサーバーを利用して、ユーザーが何らかの処理をしてもらうシステム形態です。

クラウドサーバーが担うサービスは、顧客管理のような企業の業務アプリケーションから、Gmailなどのメールサービスやファイルを保存するストレージサービスのような個人向けのものまで、多数登場しています。
昨今では、ワードやエクセルのようなワープロソフトや表計算ソフトといった、パソコン上で使うのが当たり前だったオフィス・アプリケーションも出てきています。

クラウドサーバーのような、ネットワークの先にあるサーバーに処理させるという考え方は真新しいものではなく、たとえばネットワークコンピューティングやWEBサービス、SaaSなどといったここ数年にIT業界で流行ったキーワードのほとんどは、ネットワーク上のサーバーに処理を分担させることを考えたものであったと言えるでしょう。

クラウド・コンピューティングは、こういった考え方の発展形といえます。
クラウドサーバーを利用するとき、インターネットのどこでどのように実行されているのかも意識せずとも、純水にインターネット上で自分の使いたいサービスを利用できるようになっています。

このように利用の仕方が発展した背景には、技術の進歩があります。
インターネットの高速化はもちろん、サーバーの仮想化やグリッド・コンピューティングなどの技術の実用化が、背景にあるのです。

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